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『調和の幻想』河野道代
¥4,400($27.98)
河野道代の新詩集。 ロゴスがもたらす理性の歓びとエロスが生む感性の慄き。 二つの深甚なる生の充実を、論理と官能を綯い合わせる詩的言語によって 同一の次元に表すこと──河野道代の新詩集『調和の幻想』は、 詩を多元的に感得する、究極の調和の実現へ向けた挑戦的な試みである。 それは、永く著者の言語活動の光たりえてきた 幾人かの偉大な詩的精神への、形而上学的な恋愛詩のかたちをした スリリングな献げものとなった。困難に満ちた彼らの生の深みに、 みずからの生を映し重ねる試みは、 さまざまに分光する15の詩篇へと結晶する。 収録詩篇: 公苑のスケート 月 夏に後れて アリアのように 黒水仙の日々 楽興の時 気まぐれな休日 明るい部屋 ベル・カントの季節 春の出来事 時を渡る雨 白鳥 かそけきものにより損なわれ 山頂の眺望 光のつらなり * 詩人。福岡県生れ。その詩作品は、メタフィジックスと音楽美とが一体化した稀有な完成度をもつ。 1977年刊の第一詩集『銅版風景』は高い評価をもって迎えられ、その後、1986年に詩誌「るしおる」に発表された連作「回想と現身 そのほか」が安東次男に絶賛された。 現代詩壇の、韻律や修辞の追究に詩の本質を求めることなく、時流を追う皮相な現代性に重きをなす趨勢から、決定的な距離をとっている。「回想と現身」をふくむ詩集『spira mirabilis』(1993)は、ある賞の授賞決定の報を受けたが、辞退。 彫刻家・若林奮の慫慂により、詩画集『花(静止しつつある夢の組織』を共同制作して、1998年に7部刊行(のちに普及版も刊行されたが、現在絶版)。2000年に東京のギャラリー池田美術で展示が行われた。 若林の死後、追悼の意を込めてその彫刻やドローイングをモチーフに、『花・蒸気・隔たり』を panta rhei より刊行。言語芸術と造形芸術との間に新しい詩的次元を創出した(2009年度読売文学賞受賞)。 2012年刊行の散文集『時の光』は、窓辺で小さな生命と向き合う中、透徹した視線と繊細で精緻極まりない日本語とによって書かれた「詩的黙示録」である。 2017年よりエッセイや評論を小冊子に収める panta rhei 叢書を創刊し、『詩史の形成』『凧』『孤立する存在』『山鳥の味』『詩の慄き』などを刊行中。 2022年、詩集『思惟とあらわれ』を panta rhei より刊行。 2023年、詩集『調和の幻想』を panta rhei より刊行。
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『思惟とあらわれ』 河野道代
¥4,290($27.29)
河野道代の新詩集 2022年7月7日刊 発売中 形象の諸相を詩的認識の光の下に捉え、言語の陰翳のうちに非在を顕現させる試み。 『spira mirabilis』『花・蒸気・隔たり』に続く新詩集。 価格3900円+税 送料無料 * 詩人。福岡県生れ。その詩作品は、メタフィジックスと音楽美とが一体化された稀有な完成度をもつ。 1977年刊の第一詩集『銅版風景』は高い評価をもって迎えられ、その後、1986年に詩誌「るしおる」に発表された連作「回想と現身 そのほか」が安東次男に絶賛された。 韻律や修辞の追究に詩の本質を求めることなく、時流を追う皮相な現代性に重きをなす詩壇から、決定的な距離をとっている。「回想と現身」をふくむ詩集『spira mirabilis』(1993)は、ある賞の授賞決定の報を受けたが、辞退。 彫刻家・若林奮の慫慂により、詩画集『花(静止しつつある夢の組織』を共同制作して、1998年に7部刊行(のちに普及版も刊行されたが、現在絶版)。2000年に東京のギャラリー池田美術で展示が行われた。 若林の死後、追悼の意を込めてその彫刻をモチーフに、『花・蒸気・隔たり』を panta rhei より刊行。言語芸術と造形芸術との間に新しい詩的次元を創出した(2009年度読売文学賞受賞)。 2012年刊行の散文集『時の光』は、窓辺で小さな生命と向き合う中、透徹した視線と繊細で精緻極まりない日本語とによって書かれた「詩的黙示録」である。 2017年よりエッセイや評論を小冊子に収める panta rhei 叢書を創刊し、『詩史の形成』『凧』『孤立する存在』などを刊行中。 2022年、詩集『思惟とあらわれ』を panta rhei より刊行。 2023年、詩集『調和の幻想』を panta rhei より刊行。
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『花・蒸気・隔たり』 河野道代
¥3,600($22.90)
河野道代 著/panta rhei刊 最深の詩的課題、形象と言語との「ねじれ」という領域に踏み込む圧倒的な詩集。 富岡多恵子氏 評「たとえていえば水面のさざ波の美しさ、金属の表面のかがやきを詠じるのでなく、液体内部、固体内部の質感に詩を受けとり言葉にしようとされる。さざ波の美の流儀は近代詩、現代詩で使いつくされて、ひとはそれになじんできたが、この詩集は、これまでとは別種の詩の科学が未知の詩情の出現を感じさせる。」(読売新聞2010.2.1) * 詩人。福岡県生れ。その詩作品は、メタフィジックスと音楽美とが一体化した稀有な完成度をもつ。 1977年刊の第一詩集『銅版風景』は高い評価をもって迎えられ、その後、1986年に詩誌「るしおる」に発表された連作「回想と現身 そのほか」が安東次男に絶賛された。 現代詩壇の、韻律や修辞の追究に詩の本質を求めることなく、時流を追う皮相な現代性に重きをなす趨勢から、決定的な距離をとっている。「回想と現身」をふくむ詩集『spira mirabilis』(1993)は、ある賞の授賞決定の報を受けたが、辞退。 彫刻家・若林奮の慫慂により、詩画集『花(静止しつつある夢の組織』を共同制作して、1998年に7部刊行(のちに普及版も刊行されたが、現在絶版)。2000年に東京のギャラリー池田美術で展示が行われた。 若林の死後、追悼の意を込めてその彫刻やドローイングをモチーフに、『花・蒸気・隔たり』を panta rhei より刊行。言語芸術と造形芸術との間に新しい詩的次元を創出した(2009年度読売文学賞受賞)。 2012年刊行の散文集『時の光』は、窓辺で小さな生命と向き合う中、透徹した視線と繊細で精緻極まりない日本語とによって書かれた「詩的黙示録」である。 2017年よりエッセイや評論を小冊子に収める panta rhei 叢書を創刊し、『詩史の形成』『凧』『孤立する存在』『山鳥の味』『詩の慄き』などを刊行中。 2022年、詩集『思惟とあらわれ』を panta rhei より刊行。 2023年、詩集『調和の幻想』を panta rhei より刊行。
